新タイプの覆面調査サービスが本格スタート

覆面調査と販促が同時にできる

2007年6月11日

飲食店やエステティックサロンの販売支援を行うROI(東京都新宿区、恵島良太郎代表取締役)は飲食店向けの覆面調査員募集サイト「Fancrew(ファンくる)」(http://www.fancrew.jp/)を4月20日にプレオープン。7月1日から本格的にサービスを開始する。

「Fancrew」の特徴は、その店を利用してみたいと思っている消費者、いわば“見込み客”を覆面調査員として送り込むことにある。覆面調査員には、対象店で使った飲食代金の一部(50%が目安)がフィードバックされる。これには、来店の心理的なハードルを下げる「値引き」の意味があり、一種の販売促進策として機能する。

来店後、覆面調査員はレポートを提出。店側にとっては、店を利用したいと思っている潜在的なお客の声を集められる。このように、販促と店舗の経営改善の一石二鳥を狙っているのが「Fancrew」の特徴だ。

また、従来の覆面調査サービスでは、調査レポート1枚当たり2万円程度の経費がかかるのが一般的だが、「Fancrew」の場合は覆面調査員が使った飲食代の中から調査費やROIへのマッチング費用が支払われるため、レポート代は無料。ただし、飲食店が同社のサービスに登録する際に初期費用5万円、登録後はサービス利用料が月2万円掛かる。

店側が募集した定員以上に覆面調査員の応募が集まった場合は、覆面調査員に選ばれなかった人に販促用クーポンを配布することで、消費者の来店を促すこともできる。定期的なモニター募集で、「ある焼き肉店は月商100万円分の増収効果を上げた」とROIの恵島良太郎代表取締役は話す。

現在の会員数は3万人。2009年6月を目標に登録モニターを100万人まで増やす計画だ。

(水野 孝彦)

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