「夜、1人で外食」を避ける女性が過半

「ペッパーランチ」事件で消費者の外食行動に変化

2007年6月18日

先月、ステーキ店「ペッパーランチ」大阪心斎橋店の店長と友人のアルバイトが、閉店間際に来店した女性客に睡眠薬を飲ませたうえ、拉致、監禁、暴行を加え、財布からお金まで盗んだとして逮捕された事件をうけ、「日経レストラン」は一般消費者にアンケート調査を実施した。その結果によると、事件の影響で女性客の外食意識・行動に変化が現れていることが分かった。

Q.「ペッパーランチ事件を知っていましたか?」

まず、この事件を「知っている」と答えた人は76.7%。常識では考えられない事件だっただけに、認知率はかなり高かった。また、「ペッパーランチ」の店舗の利用動向にも当然、影響を与えた。これまで同チェーンの利用経験がある人のうち、40.3%は「全店舗利用しなくなった(利用しないつもり)」と答え、さらに「1人では行かなくなった(行かないつもり)」も36.1%あった。

事件の責任については、「事件を起こしたのは個人なので、個人の責任が大きいが、会社にも責任がある」という受け止め方が最も多かった(62.2%)。

Q.「事件後、あなたの外食行動に変化がありましたか?」

事件による外食産業全体のイメージダウンも深刻で、「外食産業全体のイメージや信頼感がかなり悪化した」との答えは42.6%、「やや悪化した」も48.9%に上った。

事件の後、「自分の外食行動に変化があったか?」の問いに対しては、「あった」が20.4%。年代別に見ると、20代女性が17.7%だったのに比べ、30代女性は23.1%に達した。

行動変化のうち、最も多かったのは「夜、1人で飲食店に行くことを避けるようになった」(55.3%)。以下、「夜、初めての飲食店に行くことを避けるようになった」(51.1%)、「夜、ほかにお客がいない飲食店に入ることを避けるようになった」(同)などが続いた。

Q.「それはどのような変化ですか?(複数回答)」

調査時期は5/31~6/1、サンプル数は300。インフォプラントパネルを利用したインターネット調査(パソコン)で、対象は月に2回以上、夜に外食する20歳~39歳の女性インターネットユーザー。

(日経レストラン編集部)

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