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グランプリは、中田貴紀さんの「すっぽんのハンバーグ ナージュ仕立て」

第14回 日経レストラン メニューグランプリが決定

2008年3月13日

グランプリに輝いた「すっぽんのハンバーグ ナージュ仕立て」

「第14回 日経レストラン メニューグランプリ」の決勝戦が、3月13日(木)、東京ビッグサイトで開催中の「HOTERES JAPAN 2008」の特設会場で実施された。今回のテーマは「プロの知恵」。702の応募作品の中から2度の審査を勝ち抜き、決勝に進出した8人が腕を競った。

7人の審査員による厳正なる審査の結果、グランプリに輝いたのは「フレンチレストラン ドゥアッシュ」料理長の中田貴紀さんの作品「すっぽんのハンバーグ ナージュ仕立て」。スッポンという和の素材を使って、全く新しい洋の料理を作ったこと。実際に自店で提供し、人気を博している実績。提供価格にも納得感があり、ネーミングも魅力的なことなどが評価された。中田さんはメニューグランプリ5回目の挑戦。初めての決勝進出で、グランプリを獲得した。

「優秀賞・料理」は「アジアンダイニングカフェ」オーナーシェフ、豊島重義さんの作品「東京軍鶏肉のレモングラスマリネード ぶなの温薫仕立て」。アジアの鶏肉料理の美味しさを打ち出した一品。決勝の審査では、ゴボウソースの独創性や軍鶏の肉の燻製の味が高く評価された。

また「優秀賞・デザート」は「restaurant Ryu」のシェフパティシエール、小久保恵梨花さんの作品「和カロン」。好物のマカロンをあっさりとした甘さの和風デザートに仕上げた。決勝の審査ではマカロンと和風の素材を合わせることで、新デザートを考案したことや提供価格が350円とお値打ち感があることが評価された。

部門賞の「ミツカンナカノス賞」には、タカクラホテル福岡の洋食部に勤務する高橋賢吾さんの作品「『Japajillo』(ヤパヒージョ)セセリとナンコツの和風オリーヴオイル煮」が選ばれた。高橋さんは昨年に続く2回目の挑戦で決勝に進出。味のポイントになる「地鶏昆布白だし」とトマトケチャップのバランスの良さが、奥行きのある味わいを作り出した。

今回から新設された部門賞「ユウキ四川賞」には、「ビストロ ブール ブラン」のオーナーシェフ、藤谷エイジさんの作品「四川花椒のアイスクリームとフレンチトースト、小豆チップス添え」 が選ばれた。藤谷さんはメニューグランプリ初出場。中国料理の素材としてポピュラーなー「四川花椒」をデザートに取り入れ、個性的な香りをほどよく生かして、意外な美味しさを生み出した。

もう一つ、初めての試みとして、メニューグランプリのグランプリ受賞者や入賞者による特別対談も実施。第6回大会で決勝15品に選ばれ、本選進出を果たした「HAL YAMASHITA 東京」のオーナーシェフ、山下春幸氏と第7回大会でグランプリを受賞した「中国料理 香旬」のオーナーシェフ、津島弘樹氏の二人が自身のメニューグランプリ参加経験から、「料理人にとって登竜門的な役割を担うメニューグランプリに参加する意義は大きい」と来年以降の積極的な挑戦を呼びかけていた。

受賞者一覧

■審査員(7人):キハチアンドエス・熊谷喜八氏、菊乃井・村田吉弘氏、「トゥーランドット游仙境」・脇屋友詞氏、「モンサンクレール」・辻口博啓氏、辻調グループ校日本料理主任教授・畑 耕一郎氏、女優・水野真紀氏、日経レストラン編集長・遠山敏之

(日経レストラン編集部)