ワタミ渡邉美樹社長が真相を激白!「賃金未払いと内部告発による解雇報道についてお話ししましょう」(後編)

2008年6月3日

(前編)からの続き

――内部告発したアルバイト店員を報復のため解雇したというのは本当ですか。

「事実無根です。そんな卑劣なことをするはずがありません。結果的に彼の告発のおかげで賃金未払いの事実が分かり、それを改善することでワタミがより成長できる機会を得られたのです。そのような人を報復のために解雇するなどあり得ません」。

――では、なぜ解雇したのですか。彼は6月2日に約450万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こしましたが。

「内部告発とは全く関係のない別の理由(※)です。詳細は個人情報のためここでは多くを語ることはできませんが、会社として見過ごせないことがあったのです。2006年8月4日に、その地域を担当する部長が『1カ月後にやめてくれないか』と彼に告げ、9月4日まで働いてもらった後、退職してもらいました。法的に正当な手続きを経ています。

2年前の是正勧告、また今回の報道を通じ、反省すべき点は反省し、ワタミはこれからも正しいことをすべてに優先していきます。自分たちの足元を見つめ直すいい機会になりました。捲土重来を期して、『ありがとう』を集めていきたいと思っています」。

※編集部注~事実を法廷で争うことになったため、渡邉社長は言及できないとしているが、暴力沙汰が原因という一部報道もある。

聞き手・文=末永 稔、インタビュー写真=鈴木愛子

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