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大阪・西梅田の高層複合ビル「ブリーゼタワー」の商業ゾーン、10月3日にオープン

33階にアラン・デュカス氏のビストロフレンチが関西初出店

2008年10月3日

サンケイビル(本社東京都千代田区)は、大阪・西梅田に7月に竣工した地上34階、地下3階建ての高層複合ビル「ブリーゼタワー」の中核施設となる商業ゾーン「ブリーゼブリーゼ」を10月3日(金)、グランドオープンした。

レストランゾーンは33階と5~6階の計17店舗。そのほか、ビルには地下1~地上4階のカフェを含む物販43店舗や、劇場、事務所が入居する。10~32階のオフィスゾーンはすでに8月1日にオープンしている。

33階のタワーダイニングフロアには、同ビルのメインダイニング的な位置付けで、ビストロ「ル・コントワール・ド・ブノワ」が出店。同店は、いくつもの“星付きレストラン”を傘下に持つフランス料理のアラン・デュカス氏が率いるグループ・アラン・デュカスの関西初出店となる。運営企業はブリーゼレストランズ。

アラン・デュカス氏は、33歳で総料理長を務めていたホテル内レストランが初の三ツ星を獲得して以来、“ミシュランの星を9つ持つシェフ”などと称され、現在はフランス、アメリカ、イタリアなど世界各国に20以上のレストラン、オーベルジュを展開している。

日本では04年にシャネルとのコラボレーションによる「ベージュ アラン・デュカス東京」を東京・銀座にオープン。05年には、経営を引き継いたパリの老舗レストラン「ブノワ」を青山に出店したが、親会社である不動産会社倒産の影響で、今年8月突然閉店し、惜しむ声が寄せられていた。そのほか、新宿と六本木には「be-ブーランジェピシエ」も展開している。

同じ33階には、レストラン&バーラウンジ「マルベリー ストリート」(ジェイプロジェクト)、和食ダイニング「ジパング バイ ナダマン」(なだ万)が入居する。

一方、同ビル5~6階には、鮨・魚料理の「赤石鹿ノ瀬寿司」(明石鹿ノ瀬=運営企業)、日本料理「旬和席 うおまん」(うおまん)、洋食・グリル「かもめキッチン」(サンケイ会館)、イタリア料理「カンティーナ ピアノ ピアーノ」(ピアノ・ピアーノ)、ベトナム料理「サイゴン オペラ」(ヴァーグ)、和食「豚しゃぶ 佐くら」(焼肉の牛太)、京やさい料理「京やさい料理 接方来」(黛)、居酒屋ダイニング「一寸辛(ちょっぴり)」(EMI)、お魚と軍鶏料理「酉文(とりぶん)」(近江)、自然派インド料理「ナタラジ」(エス・ティー・アイ)、酒蔵料理「蔵人厨ねのひ」(モリタフードサービス)、イタリア料理「リストランテ・ヒロ OSAKA」(リストランテ・ヒロ)、カフェ・ビストロ「ブーニャ ブーニャ」(うおまん)、中国料理「香港海鮮飲茶樓」(会通)という顔ぶれが並ぶ。

大阪は現在、空前の再開発ラッシュ。梅田周辺だけでも、約24ヘクタールの敷地に高層ビル4棟などを建設するJR大阪駅北側の梅田北ヤード再開発事業、ジェイアール大阪三越伊勢丹(仮称)が核テナントとして入居する同駅北側の高層複合ビル建設、大丸梅田店が増床出店する同駅南側の地上15階建てのビル建設、地上41階地下2階建ての高層ビルへ建て替え中の阪急百貨店、地上28階建ての大阪富国生命ビル、大阪中央郵便局の高層化などの計画が目白押し。一連の開発で新たに40万平方メートルを超えるオフィス、商業施設床が供給されるとの試算も出ており、商業施設の競争激化が予想されている。

(稲田 由美子)