
大学キャンパスに“英国風パブ”初登場
「HUB慶應日吉店」、10月31日オープン
10月31日(金)、株式会社ハブは、慶應義塾大学日吉キャンパスに英国風PUB「HUB」をオープンした。
店舗名は「HUB慶應日吉店」。年中無休で、営業時間は11:30~23:30。店舗面積約70坪に144席を備えた。「パブ発祥の地である英国ではケンブリッジ大学等の大学施設内にパブが併設されている例があるが、日本では、今回の出店が初めてのケース」という。
新店舗が1階に入居する「協生館」は、慶応義塾の創立150年の記念事業として、9月末にオープンしたばかりの建物。音楽ホール、開放型体育施設、多目的教室、イベントホールなど、社会・地域連携の場としての活用を目的とし、地域の一般人が利用できる複合施設となっている。
「HUB」の店舗自体も、学生や教職員はもちろん、卒業生や地域住民にコミュニケーションを図る場として利用されることを目指す。
未成年者の大学生も多く利用する店舗として、とくに注目されるのが、喫煙と未成年者の飲酒防止に対する取り組みだ。喫煙に関しては、「協生館」自体が館内全面禁煙であり、「HUB慶應日吉店」も店内すべての席を禁煙とする。喫煙が付きものの居酒屋・パブ業態において、同社では「将来を見据えた実験的な取り組みとして営業ノウハウを構築する」としている。
未成年者の飲酒防止対策としては、未成年者用専用ネックストラップを店舗入り口に用意し、未成年者の来店時に着用してもらうことで成人との識別を図る。併せてレジでのアルコール類販売の際、スタッフによる年齢確認を適宜行うとしている。
暖炉、革張りソファー、じゅうたん、ウッドウォールなどを施したサロンスペース、パソコン2台を設置し、その他モバイルパソコンも使える環境をしつらえたカウンター席などを設けたのも同社初の試みだ。店舗内をいくつかのスペースに分け、さまざまな利用動機に対応する。
会計は、他のHUBの多くの店舗と同様に、注文と会計をレジで済ませてから、席に着くスタイルのキャッシュ・オン・デリバリーシステムを採用した。ビールは英国スタイルのPINT(パイント=568ml)単位。ドリンクはカウンターで受け取り、フードは番号札を取り、席で待つ。
他のHUB店舗と同様、17:00~19:00は“ハッピーアワー”として、カクテル50種を半額、その他のカクテルは30%オフ、ソフトドリンク・ノンアルコールカクテルは全品半額で提供する。
ハブの店舗数は、今回の出店で首都圏、中部圏、関西圏を中心に「HUB」ブランド43店舗、「82ALEHOUSE」8店舗、合計51店舗となった。年商は約43億円(08年2月期)。

「HUB慶應日吉店」の店内
(稲田 由美子)
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