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第15回 日経レストラン メニューグランプリ速報(3)

初の学生グランプリは、女子高生!

2009年2月2日

プロのための料理コンテスト「日経レストラン メニューグランプリ」では、未来のプロを応援する目的で、第15回となる今回から、新たに学生部門を設けました。全国各地の調理師養成学校、高校などに呼びかけたところ、初回にもかかわらず81作品の応募があり、厳正な審査(下記参照)の結果、初の学生部門グランプリが決定しました。

学生グランプリに輝いたのは、田中初実さん。三重県立相可高校に通う現役高校生です。グランプリ受賞作の「れんこんサンド」は、すりおろしたレンコンを入れた生地で、カスタードクリームとレンコンのプラリーヌを挟んだレンコンづくしのお菓子。審査員からは、「昨今、野菜を使用したデザートが流行っているが、ともすれば味や完成度の面でマイナスのレシピも多い中、よくできている」(熊谷喜八氏)、「レンコンをデザートにした斬新さに驚いた。しかも、きちんとしたプロセスを組み上げ、完成度の高いものに仕上がっている」(山下春幸氏)と、高く評価されました。

また、今回はハイレベルな闘いであったため、特別に奨励賞を設け、塩田明日香さんと安部佳織さんの作品を選びました。塩田さんの作品「そばと野菜のメレンゲ包み」は、そば、パプリカ、エリンギをメレンゲ風の蒸し固めた卵の生地で巻いて揚げ、銀餡を張ったもの。「仕上がりが美しく出来ている。野菜中心の料理は満腹感が足りないことが多いが、それを補うようにソースがしっかりしている点もいい」と評価されました。

一方、安部さんの作品「HOT STRAWBERRY MUG」は、一つのマグカップの中に冷凍イチゴやクランチ、レアチーズ、パイ生地、いちごジャムなどを盛り込んだデザート。審査員からは、「全体のバランスが良い。マグカップに盛るという発想もユニークだし、温かいジャムを上からかけるという発想にも驚かされた」といった声が聞かれました。

これら3作品を含む、学生部門受賞者は下記の通り。いずれも、既成概念にとらわれないユニークな発想や、学生とは思えないような完成度の高さが評価された作品です。

 

<日経レストラン メニューグランプリ 学生部門>

             

●グランプリ

田中 初実 三重県立相可高校(三重県多気町)
れんこんサンド

●奨励賞

安部 佳織三重県立相可高校(三重県多気町)
HOT STRAWBERRY MUG

塩田 明日香 東京誠心調理師専門学校(東京都大田区)
そばと野菜のメレンゲ包み

●入選

石田 裕太郎東京誠心調理師専門学校(東京都大田区)
牛蒡と納豆のチーズ焼き

伊藤 洋崇辻調理師専門学校(大阪市)
海鮮もちっと白菜ロール

大崎 陽子辻製菓専門学校(大阪市)
玄べぇ

小森 千英子 辻日本料理マスターカレッジ(大阪市)
JA(ジャ)・パエージャ!

髙井 葉子エコール辻 大阪 辻フランス・イタリア料理マスターカレッジ(大阪市)
プロフィットロール アッフォガード仕立て

水野 良亮辻調理師専門学校(大阪市)
てっちり ~ヨーロッパの味~

【学生部門 審査の概要】料理のセールスポイントやレシピを記した書類(氏名や学校名は分からない切り離してある)81作品分を4人の審査員がチェック。それぞれ上位3作品ずつ選んで点数を付けてもらい、その結果を総合して決定した。書類審査にあたったのは、熊谷喜八キハチアンドエス代表取締役と、メニューグランプリの過去のグランプリ受賞者、入賞者である下村邦和氏(「関内 月」横浜)、小倉龍介氏(「Ryu」三重・伊勢志摩)、山下春幸氏(「HAL YAMASHITA東京」東京・六本木)の4人

(日経レストラン編集部)

第15回メニューグランプリ協賛企業一覧
アサヒビール株式会社 NECインフロンティア(株) エバラ食品工業株式会社
グルメキャリー 株式会社サニクリーン 株式会社寺岡精工
東京ガス株式会社 東芝テック株式会社 株式会社フジマック
株式会社ミツカン    
アサヒビール株式会社 NECインフロンティア(株) エバラ食品工業株式会社
北沢産業株式会社 クラレクラフレックス株式会社 グルメキャリー
株式会社サニクリーン 象印マホービン株式会社 タニコー株式会社
株式会社寺岡精工 東京ガス株式会社 東芝テック株式会社
日本洗浄機株式会社 株式会社林原/林原商事 株式会社フジマック
株式会社ミツカン    

後  援
農林水産省、米国大使館アメリカ農産物貿易事務所(ATO)、オーストラリア大使館、
タイ国政府貿易センター大阪、フィリピン大使館商務部、スペイン大使館、
フランス食品振興会(SOPEXA)、社団法人日本料理研究会

協  力
辻調グループ校、織田調理師専門学校、テーブルアート、フランス料理文化センター