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メニューグランプリ速報 グランプリは、遠山嘉明さんの「サイフォンde スープ“至福の一杯”」に決定

2009年3月27日

「第15回 日経レストラン メニューグランプリ」の決勝戦を、3月25日(水)、東京・中野の織田調理師専門学校で実施した。テーマは、「バリュー2009 ~プロが創る新たな価値~」。703品の応募作品の頂点に立ったのは、伊勢志摩ロイヤルホテル・遠山嘉明さんの「サイフォンde スープ“至福の一杯”」だった。

グランプリ「サイフォンde スープ“至福の一杯”」

授賞式の様子。左から5人目が遠山さん

「サイフォンをこのような形で利用するというのは新しい発想で、お客に意外性というバリューを感じさせる」「イセエビの殻という、普段は見せずに捨てる部分をプレゼンでうまく生かしているといううまさに、バリューを感じる」という点が、受賞理由だ。

遠山さんは8度目の応募。第5回メニューグランプリでもグランプリを受賞しており、10年ぶり2度目のグランプリ。2度目のグランプリ受賞者は初めて。

グランプリのほか、準グランプリ(料理部門とデザート部門)2品も決定。準グランプリ(料理)は、ビストロブールブラン・藤谷エイジさんの「“Pons gout(ポングー)”もち豚のソフトステーキ フライドキャベツ添え」、準グランプリ(デザート)は、Svaha(スワーハ)・山田千幸さんの「かきくケこ(かきとくるみのケーキin酵豆粉)」となった。

「“Pons gout(ポングー)”もち豚のソフトステーキ フライドキャベツ添え」は、68℃で12時間も火を通すという大変な手間ひまをかけ、ハムのような独特の食感を生み出しており、これがお客にとってプロならではの価値になる」といった点が評価された。また、「かきくケこ(かきとくるみのケーキin酵豆粉)」は、「“発酵”をテーマに、アルコールと合わせられるデザートに仕上げるという新発想に高いバリューを感じる」ということで審査員の意見が一致した。

準グランプリ(料理部門)「“Pons gout(ポングー)”もち豚のソフトステーキ フライドキャベツ添え」

準グランプリ(デザート部門)「かきくケこ(かきとくるみのケーキin酵豆粉)」

◆グランプリ(賞金100万円)

遠山 嘉明 伊勢志摩ロイヤルホテル(三重県志摩市)

◆準グランプリ・料理(賞金30万円)

藤谷 エイジ ビストロブールブラン(広島県福山市)
「“Pons gout(ポングー)”もち豚のソフトステーキ フライドキャベツ添え」

◆準グランプリ・デザート(賞金30万円)

山田 千幸 Svaha(スワーハ)(大阪市)
「かきくケこ(かきとくるみのケーキin酵豆粉)」

◆金賞

小林 賢史ホテル ホップインアミング(兵庫県尼崎市)
「鹿児島県産茶美豚とサツマイモの肉じゃが風バニラの香り」

嶋倉 秀一Quiet cafe(山形市)
「和風汁なし担担麺~ポン酢とだしのさっぱり仕立て~」

上海(じょうかい) 正博 ホテルメトロポリタン長野(長野市)
「イタリアン “OYAKI”仕立て」

高橋 毅タカクラホテル福岡(福岡市)
「ヘルシー豆腐ハンバーグ 和風グリーンツナソース」

畑 繁良 帝国ホテル大阪 ジャスミンガーデン(大阪市)
「だいコーン餅“WRAP”」

松尾 哲平阪急阪神ホテルズ(大阪市)
「あったかおこげサラダ」

朝山 よしえシェフアサヤマ 芦屋洋菓子工房(兵庫県芦屋市)
「チーズスクリュー ウィーン風」

◆ミツカン賞(賞金30万円)

阿部 翔平 きぬ川 不動瀧(栃木県日光市)
「鴨とサクサク牛蒡のミルフィーユ 「大人」のポンズソースがけ」

◆アンダー25部門グランプリ(新設・賞金10万円)

恒任(つねとう) 晃奈 レストランロアジス(静岡県浜松市)
「水まんじゅうのパリパリ包み~2種のグラスぞえ」

◆学生部門グランプリ(新設・賞金10万円)

田中初実 三重県立相可高校
「れんこんサンド」

■審査員(6人):キハチアンドエス 代表取締役 熊谷 喜八氏、「トゥーランドット游仙境」オーナーシェフ 脇屋 友詞氏、「モンサンクレール」オーナーシェフ 辻口 博啓氏、ダイヤモンドダイニング 代表取締役 松村 厚久氏、辻調グループ校 専任教授 杉浦 孝王氏、日経レストラン編集長 高柳 正盛

(日経レストラン編集部、料理写真=田中 仁、授賞式写真=高橋 久雄)