
完全養殖の“近大マグロ”を3種類のどんぶりで提供
6月11~16日、東京・新宿高島屋「大学は美味しい」フェアで
クロマグロの完全養殖に成功した近畿大学(大阪府東大阪市)は、新宿高島屋で6月11日(木)~16日(火)に開催される「小学館『美味サライ』第2回『大学は美味しい』フェア」で、 クロマグロのどんぶり3種を販売する。
クロマグロの養殖は近畿大学水産研究所が32年の試行錯誤を経て、2002年に世界で初めて成功したもの。現在、人口ふ化から、出荷サイズまでの育成を実現しているのは同研究所のみという。
すでに「近大マグロ」の商標で、近畿大学関連ベンチャー企業「アーマリン近大」(本社・和歌山県西牟婁郡)を通して、全国へ販売している。
今回のフェアで販売するのは、「ネギトロ丼」(1155円)、赤身とトロの「二色丼」(1155円)、「マグロづくし丼」(2100円)の3種類(いずれもネギマ汁付き、税込)。初日から3日間は100kg超クラスの完全養殖クロマグロ1尾を使う予定で、会場での調理は「釣船茶屋ざうお新宿店」(新宿区西新宿)料理長が担当する。
クロマグロのどんぶり以外に、水産研究所が養殖したチョウザメから採取した「近大キャビア」(限定10個、冷凍、1万円)や、理工学部と阪本漢法製薬が製品化したアスリートのコンディション作りをサポートするための「サカンポーエナジードリンク タフゲン」(210円)、薬学部、農学部、生物理工学部、附属農場、東洋医学研究所が連携して研究開発し、温州みかんの有効成分を活かしたサプリメント「ブルーヘルペロンキンダイ」(3600円)なども、近畿大学発のブランド商品として会場で販売する。
関連企画として、6月13日(土)午後2時からは、隣接する紀伊国屋書店新宿南店3階で、近畿大学水産研究所の村田修所長が、クロマグロ完全養殖成功までの道のり、近大水産研究所の現状、これからの方向性などを、世界の養殖研究最先端の立場から講演する。
(稲田 由美子)
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