「日経レストランONLINE」は、「日経レストラン」の休刊に伴い、3月末日をもって更新を休止することになりました。長らくご支援を賜りました皆様に厚く御礼を申し上げます。

TOPICS

メニューグランプリ学生部門、今年も女性が優勝

第16回 日経レストラン メニューグランプリ速報(3)

2010年2月16日

プロのための料理コンテスト「日経レストラン メニューグランプリ」では、未来のプロを応援する目的で、昨年より、学生部門を設けました。テーマはプロ部門と同じ「集い」。全国各地の調理師養成学校、高校などに呼びかけたところ、前回を上回る87作品の応募があり、厳正な審査(下記参照)の結果、2回目となる学生部門グランプリが決定しました。

学生グランプリに輝いたのは、河﨑望美さん、大阪・あべのの辻調理師専門学校に通う19歳の女子学生です。受賞作品の「白板昆布でしめたスモークサーモン、湯葉と野菜の和風ゼリー寄せ 柚子のマヨネーズ添え」は、「自然な甘味の集い」をコンセプトとし、西洋料理と日本料理の技法を融合。パーティーのオードブルなどとして提供することを想定した一品。審査員からは、「昨今のヘルシーブームの加速により、和と洋の融合(フュージョン)は世界的にも注目されている」(山下春幸氏)、「スモークサーモンを昆布でしめる発想、それをさらにテリーヌにし、柚子マヨネーズと組み合わせたのもよい」(小倉龍介氏)と、高く評価されました。

また、今回、河﨑さんの作品のほかに、グランプリの最終候補として同じく辻調理師専門学校に通う、野崎晋代さんの作品「3 tone 葛」が残りました。最終的に残った2作品に関しては、甲乙つけがたいハイレベルな闘いであったため、野崎さんには奨励賞を授与することを決定いたしました。

野崎さんの作品「3 tone 葛」は、「宝達葛」「甘海老」など石川県の特産物をメインにした前菜。「日本の典型的な食材を3つの味に仕上げ、更に食感も変えている。大皿に盛り込んでも集いの宴の料理として楽しめる」(熊谷喜八氏)と評価されました。

両作品とも、既成概念にとらわれないユニークな発想で「集い」を表現した点が評価されました。

日経レストラン メニューグランプリ 学生部門

●グランプリ

河﨑 望美 辻調理師専門学校(大阪市)
白板昆布でしめたスモークサーモン、湯葉と野菜の和風ゼリー寄せ 柚子のマヨネーズ添え

「白板昆布でしめたスモークサーモン、湯葉と野菜の和風ゼリー寄せ 柚子のマヨネーズ添え」

●奨励賞

野崎 晋代 辻調理師専門学校(大阪市)
3 tone 葛

「3 tone 葛」

●入選

小林香菜 長野調理製菓専門学校(長野市)
秋のポタージュ

堀井孟 辻調理師専門学校(大阪市)
大和いもと魚介類のムースのはさみ揚げ

松本美咲 相可高等学校(三重県多気町)
まっ赤な太陽と緑の大地〜トマトとほうれん草のべジスイーツ〜

松倉麻己 辻調理師専門学校(大阪市)
ナス美タルト

佐々悠樹 辻調理師専門学校(大阪市)
もっちり蓮根〜蓮子鯛の包み蒸し〜

西井英子 エコール辻大阪・フランス・イタリアマスターカレッジ(大阪市)
鱧のラグーと白いんげん豆のタルト

石坂哲也 長野調理製菓専門学校(長野市)
ポタージュ風おしるこのパイ包み

【学生部門 審査の概要】
料理のセールスポイントやレシピを記した書類(氏名や学校名は分からないよう切り離してある)87作品分を4人の審査員がチェック。それぞれ上位3作品ずつ選んで点数を付けてもらい、その結果を総合して編集部で最終決定した。
書類審査にあたったのは、熊谷喜八アイビー最高顧問と、メニューグランプリの過去のグランプリ受賞者、入賞者である下村邦和氏(「SHIMOMURA」代表、横浜)、小倉龍介氏(「Ryu」オーナーシェフ、三重・伊勢志摩)、山下春幸氏(「HAL YAMASHITA東京」オーナーシェフ、東京・六本木)の4人

(日経レストラン編集部)

第16回メニューグランプリ協賛企業一覧
アサヒビール株式会社 エバラ食品工業株式会社 グルメキャリー
株式会社サニクリーン 株式会社寺岡精工 東京ガス株式会社
東芝テック株式会社 株式会社西原商会 株式会社フジマック
株式会社ミツカン    
アサヒビール株式会社 エバラ食品工業株式会社 クラレクラフレックス株式会社
グルメキャリー 株式会社サニクリーン 象印マホービン株式会社
タニコー株式会社 株式会社寺岡精工 東京ガス株式会社
東芝テック株式会社 株式会社西原商会 日本洗浄機株式会社
株式会社林原/林原商事 ヒューマンアラウンド株式会社 株式会社フジマック
株式会社ミツカン    

後  援
農林水産省、米国大使館アメリカ農産物貿易事務所(ATO)、オーストラリア大使館、
タイ国政府貿易センター大阪、フィリピン大使館商務部、フランス食品振興会(SOPEXA)、
スペイン大使館、社団法人日本料理研究会

協  力
辻調グループ校、織田調理師専門学校、テーブルアート