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ちゃんこ料理「玉海力」が「冷やしちゃんこ」の提供開始

2010年6月18日

ちゃんこ料理店「玉海力」は6月14日から国内全店で「玉海力の冷やしちゃんこ」(1人前2200円)の提供を始めた。各店1日20食の限定販売になる。

「鍋料理は夏場には敬遠されがち」ということで開発した同商品は、冷たいだし汁に、あらかじめ火を通したつくねや鶏肉、野菜(一部生のものもある)などを加えたオリジナル鍋。だし汁にドライアイスを入れて白煙がモクモクと噴きだした状態で提供する。この演出効果でお客が大いに盛り上がるという。

食欲のない時でも食べやすいようにだし汁は、さっぱり味の醤油ベース。日高昆布とどんこで前日から一番だしをとり、翌日に牛スジや豚足を加えて長時間かけて作るので、冷やしても旨みのあるだしに仕上がるという。自家製のつくねと鶏モモ肉にはあらかじめ火を通し、さらに冷やしちゃんこならではの食材として牛のたたきを鍋に投入する。

野菜類はトマト、水菜、生食ほうれん草、キャベツ、もやしなど7種類を使用。生で食べられるものはそのまま鍋に加え、サラダ感覚で食べてもらう。鍋のシメは讃岐の手打ちうどんを使用。茹でてから水で冷やして締めたうどんを、冷たいちゃんこに加えて食す。最後まで鍋を加熱することはない。

河邉幸夫社長は「美味しい冷やしちゃんこの開発に8年かけました」と話す。6月上旬から一部のお客に提供したところ、ドライアイスがあげる白煙の見た目が好評。「冷たい鍋なのに美味しい」と評判だったという。

夏場に売上げが落ち込みがちな鍋料理。夏場の集客も工夫次第ということだろう。

「玉海力の冷やしちゃんこ」1人前2200円( 写真は2人前)


(滝口智子)