
レシピチェックのポイント 10
レシピは、自分以外の人がそれを見て作っても、同じ料理が作れるようにするためのものです。それには、できるだけ具体的に、分かりやすく書くことが必要です。疑問の余地があってはいけません。書いてある文字が読めないのは論外です。
店内で使う場合、料理コンクールに出す場合など、シチュエーションによって多少変わってくる部分もありますが、まずは、「これだけは外せない」という絶対に必要なポイントを紹介します。
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材料の欄にある食材が、作り方に出てくるか。
作り方に出てくる材料と、材料の欄の食材が一致しているか、確認を。材料欄に書いてあるのに、作り方に出てこない。あるいは、作り方に出てくるのに材料欄に書いてなくて、分量が分からない、といった例は、よく見受けられます。
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写真に写っている食材が、レシピに出ているか
写真には写っているが、その食材がどこにも書いてない、というレシピを見かけます。盛り付けの最後に飾りで載せるものなどに、特に多いようです。
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食材に種類がある場合は、指定があるか
「牛肉」といっても、ヒレ、ロース、もも…と、部位はいろいろです。これが分からなければ用意できません。肉の部位のほか、生クリーム(脂肪分の割合)、酢(米酢、ワインビネガーなど)、油(オリーブオイル、サラダ油、ごま油など)、ジャガイモ(男爵、メークインなど)といったものも、種類を指定しておきたい食材です。
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特殊な食材(特定の銘柄の豚肉や鶏肉、ミックスされた既製の調味料、など)を使う場合、その記載があるか
鶏肉や豚肉などは、特定の銘柄を使うことで料理に特徴を出すことも多いもの。また、調味料は、味を決めるものだけに、同じ「市販のだし」といっても、どのメーカーのどの商品かを指定しておかないと、出来上がりの味が違ってきます。入手先や代用品も書いておくとベターです。
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食材の大きさに幅がある場合、大中小といった指定があるか
「玉ネギ1個、ジャガイモ2個」といっても、それぞれ大きいものから小さいものまであるので、指定しておかないと、分量が違ってしまいます。一番正確なのは、重さ(グラム数)です。ただ、重さでは、日ごろあまり使わない食材だと目安の量が分かりにくいので、「ジャガイモ300 g(中2 個)」といった表記だと最適です。
卵のようにサイズに規格があるものもは、それを表記するのでOK です。
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使う分量を具体的に書いているか
使う材料の分量が書いてないレシピも珍しくありません。注意しましょう。塩・コショウのほか、マヨネーズ、豆板醤なども「適量」と書いてあるものが多いようですが、できる限り分量を具体的に書きましょう。
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食材の切り方や、切る大きさの指定があるか
「どのように切るか」の指示がないレシピも少なくありません。「厚く切る」「スライスする」というだけでは、どのくらいの厚みなのかが分かりません。1mm 程度の厚さにスライス、5mm 角のサイコロ状など、具体的な切り方と大きさを記載することは不可欠です。
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加熱時間や加熱温度、火加減(揚げ油やオーブンの設定温度、強火・弱火など)が書いてあるか
「何℃で何分揚げる」「弱火で3時間じっくり煮込む」など、加熱時間や温度の指定はありますか。煮たり焼いたりする場合、火加減によって出来上がりが違ってきます。きちんと記載を。
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煮る、焼く、泡立てる、といった調理工程について、「どの程度まで」を示してあるか
加熱温度や時間を指定できない場合もあります。その時は、「竹串が通るくらいまで」「煮崩れるくらいになるまで」といった具合に、仕上がりの状態を示しましょう。泡立てる場合も、「8 分立て」など、最終の状態をはっきり書いておく必要があります。
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塩水やだしの濃さ、混ぜ方、トロミのつけ方など、漠然としがちなものに、目安を示しているか
塩水でゆでる、だしをとる、という場合に、どのくらいの濃度の塩水でゆでるのか、どのくらいのだしの濃さにするのかを分かるようにすることが必要です。「水1リットルに塩5g」「海水程度の濃さ」「2リットルの水に5cm ×5cm の昆布と、かつお節10g」といったように表記しましょう。
このほか、混ぜ合わせる場合の注意点はないか(できるだけ混ぜる回数を少なくして、さっくりと合わせる、など)、トロミのつけ方(ゆるくつなぐ程度、スプーンですくった時に流れない程度、など)といったことも、指示しておきたい事柄です。
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