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第18回メニューグランプリの受賞作品が決定!

グランプリは、嶋倉秀一さんの「ピクルスで頂く豚の角煮」

2012年3月28日
グランプリ作品の「ピクルスで頂く豚の角煮 和風黒オリーブソース」

グランプリ作品の「ピクルスで頂く豚の角煮 和風黒オリーブソース」

日経レストランは3月27日、「メニューグランプリ」の最終審査を実施し、応募総数514品の頂点となるグランプリ作品(賞金100万円)1品、準グランプリ作品(賞金30万円)2品を選出した。

「メニューグランプリ」に見事輝いたのは、山形市のダイニングバー「クワイエットカフェ」の料理長、嶋倉秀一さんの作品「ピクルスで頂く豚の角煮 和風黒オリーブソース」だ。嶋倉さんは、10年間で70作品近くをメニューグランプリに応募し続けて、この栄冠を勝ち取った。

グランプリ受賞者は嶋倉秀一さん(クワイエットカフェ、山形市)

グランプリ受賞者は嶋倉秀一さん(クワイエットカフェ、山形市)

嶋倉さんの料理説明に耳を傾ける審査員

嶋倉さんの料理説明に耳を傾ける審査員

「290ccのソースに90gものオリーブが入っている。いろいろな料理を見てきたが、3分の1強ものオリーブをソースにするのはまさに冒険」。

長年、審査員を務めるアイビー最高顧問の熊谷喜八氏は、表彰式でこう述べた。おいしいだけでなく、今グランプリのテーマである「冒険」を体現した作品だったと言える。

同じく審査員である、「トゥーランドット臥龍居」などのオーナーシェフ脇屋友詞氏は、「ホースラディッシュのパンチが、豚バラ肉の脂っこさを消してくれた」と、付け合わせとのバランスも高く評価した。

準グランプリは、料理部門がカジュアルレストラン「ナチュラルセンスいのせ」、林武人さんの「出合いの妙~豚の黒麦酒酢煮込~」、デザート部門が、東京ディズニーランドホテル、月村大輔さんの「米三米<Komezanmai>」だ。

審査員の新川義弘さんからトロフィーを受け取った林さん(右側)

審査員の新川義弘さんからトロフィーを受け取った林さん(右側)

準グランプリ(料理)に輝いた「出合いの妙~豚の黒麦酒酢煮込~」

準グランプリ(料理)に輝いた「出合いの妙~豚の黒麦酒酢煮込~」

「ル パティシエ タカギの高木康政さんとがっちり握手をする月村さん(右側)

「ル パティシエ タカギの高木康政さんとがっちり握手をする月村さん(右側)

準グランプリ(デザート)の「米三米<Komezanmai>」

準グランプリ(デザート)の「米三米<Komezanmai>」

豚の黒麦酒酢煮込は、林さんが多くの黒ビールを試して選んだというギネスビールのかすかな苦味がアクセントになっていた。ギネスの色を生かした黒いソースの美しさも評価された。

米三米は、米を素材にした3つのスイーツを組み合わせた作品。「赤飯をアイスクリームにする」「チョコレートソースにゆずコショウを利かせる」といったアイデアで審査員たちを唸らせた。

グランプリ、準グランプリを獲得した3人だけでなく、残る7人も持てる技量を注ぎ込み、審査員全員が「僅差だった」と口を揃える力作が並んだ決勝となった。

第18回メニューグランプリは終了した。だが日経レストランは次への準備を始めている。料理人の発想を刺激し、飲食業界をますます盛り上げるべく、これからも尽力したい。

(日経レストラン編集部)

当日、表彰された部門賞作品

アンダー25部門賞「枝豆饅頭の豆乳椀」(古川将さん、ダイヤモンドダイニング)

アンダー25部門賞「枝豆饅頭の豆乳椀」(古川将さん、ダイヤモンドダイニング)

学生部門賞「真鯛とホタテ貝のモンブラン仕立て カリフラワーのスープとともに」(齋藤 拓さん、エコール辻東京)

学生部門賞「真鯛とホタテ貝のモンブラン仕立て カリフラワーのスープとともに」(齋藤 拓さん、エコール辻東京)

アンダー25部門賞を獲得した古川さん(右側)と、学生部門賞に輝いた齋藤さん(左側)

アンダー25部門賞を獲得した古川さん(右側)と、学生部門賞に輝いた齋藤さん(左側)

協賛企業

アサヒビール株式会社
エバラ食品工業株式会社
グルメキャリー
サニクリーン
株式会社フジマック
ユウキ食品株式会社