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スタッフの夢を応援して最高のチームに育てる

書籍『店長養成道場 落ちこぼれスタッフから最強のチームを作る極意』

2014年12月26日

男性アルバイトが女性アルバイトとの恋愛のもつれからバットを持って店に殴りこんできて、お客を巻き込む大騒動に……

書籍『店長養成道場 落ちこぼれスタッフから最強のチームを作る極意』の著者で、コンサルタントの植竹剛さんが店長時代に実際に体験したことです。植竹剛さんは、業績が低迷する店の立て直しのために店長として就任した直後に、この事件に直面しました。

この店では、他のスタッフもモラルが低く、やる気がありませんでした。それでも、植竹さんは、騒動を起こしたアルバイトを辞めさせず、スタッフ全員をまとめ上げて最高のチームに育てました。そして、見事、業績を回復させたのです。本書では、植竹さんが、スタッフのやる気を引き出し、チームとして機能させるために、何をしたかを詳しく解説しています。

飲食店で働くスタッフ全員が、料理や接客が好きというわけではありません。アルバイト代を稼ぐのが目的で、店や仕事に対する愛着を感じていないスタッフの方が多いかもしれません。こうしたスタッフとどのように付き合い、彼らのやる気を引き出すのか。こうした問題の解決策のひとつとして、植竹さんは「将来夢計画」の導入を提案します。

多くのスタッフは「美容師になりたい」とか、「ダンサーになりたい」といった夢を抱いています。この夢を実現するには、いつまでに何をしなくてはならないかを、スタッフと店長が一緒に考えたものが「将来夢計画」です。スタッフがこの計画を実行できるように、店長が店の仕事を通してサポートします。植竹店長がスタッフの目標と店の目標を両立させながら店舗運営するやり方にはなるほどと感心させられました。これができれば、スタッフは店のことを大切に考え、毎日の仕事に意味を見出すことができると思います。

植竹店長が、店を立て直していくストーリーは、涙あり、感動ありで飽きさせません。飲食店で働く人であれば、「分かる、分かる」と共感しながら読めることでしょう。このストーリーを読み進むうちに、最高のチームを育てる手法が無理なく学べるはずです。

内容紹介

アルバイトがバットを持って店に殴り込んできた!
これは、著者が店長を務めていたときの実体験です。著者はこのアルバイトを辞めさせることなく、落ちこぼれスタッフたちを最高のチームに育て上げました。
自分で決めた目標に向かって日々努力するスタッフ。それをサポートする店長。成長する彼らの姿に読者は、勇気をもらえることでしょう。

目次

プロローグ アルバイトがバットを持って店に殴り込んできた!

  • お客様もアルバイトも見なかった店長
  • 暴力事件になり、着任早々から謝罪行脚
  • 私がバットくんを解雇しなかった訳

第1章 こいつは味方か、それとも敵か

  • 最初は好き放題やらせる
  • 最初の1カ月は黙々とクレンリネス
  • 勘を頼りに人物を分類する
  • キャッシュフローに余裕があればその月の売り上げは捨てる

第2章 「お客様のために死ね」と言うことですか?

  • 理念は情熱を込めて一人ひとりに語りかける
  • 理念に共感してくれない人材は人罪に変わる
  • 新メンバーの選び方と採用基準の厳格化
  • 3つの距離を使い分けて新人のやる気を引き出す

第3章 3番手を主役に抜擢

  • 個々の才能を探し出し開花させる
  • 目標設定は「選択と集中」
  • 店長は計画作りにトコトン付き合う
  • 夢を持ってがんばるスタッフをお客様も応援する
  • 店長は舞台の監督役。キャスティングを楽しむ

第4章 本物の涙

  • 店長のお手本は小学校の先生
  • アルバイトと一緒に笑い、泣きそして学びなさい
  • 素敵な出会いとさわやかな別れ
  • 正しくリーダーを選ぶには

第5章 最近バイトが楽しそうだな

  • なぜ個人の目標が先だったのか
  • 16歳のアルバイトでも理念に共感してくれる
  • 店長は企業の掲げる目標と個人の目標の接着剤
  • ここまでやる理由

第6章 アルバイトたちから歓喜の声が上がった

  • 店長は新しい評価制度を会社に直談判する
  • 評価と処遇の見える化

第7章 もうお前に教えることはなにもない

  • 人間観察の結果は正しかったか
  • 「業績」が含む5つの意味
  • エピローグ 別れの日

書籍『店長養成道場 落ちこぼれスタッフから最強のチームを作る極意』

  • 植竹剛 著
  • 4-6
  • 216ページ
  • 価格 本体1,500円 + 税
  • ISBN 978-4-8222-7340-8
  • 日経BP社(2014年11月18日発行)

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