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連絡なしで来ない予約客を減らせ

ITサービスで「ドタキャン」対策に糸口

2015年8月10日

飲食店の「ドタキャン」対策に、IT(情報技術)の活用例が出てきた。

東京スカイツリー内の展望レストラン「Sky Restaurant634(ムサシ)」では、昨年5月頃から、予約客が連絡無しのまま当日現れない「NO SHOW(ノー ショー)」が目立つようになった。同店のディナーコースは1人1万2960円からで、影響は大きい。そこで、同店を運営する東武ホテルマネジメント(東京・墨田)は今年初め、米Square(スクエア)の請求書メール送信サービス「Squareインボイス」を導入した。メールからクレジットカード決済ができる仕組みで、利用日から1週間以内の予約から、料金の一部前払いを依頼する。奥間政宣支配人は「店の事情を伝えた効果もあり、最近はNO SHOWがほぼ無くなった」と話す。

飲食店向け予約管理システムを開発するトレタ(東京・渋谷)の中村仁代表は「『ドタキャン』と一言でくくらず、NO SHOWと通常のキャンセルを切り分けて、前者を少しでも早く通常のキャンセルに移行させることが大事」と指摘する。

一部前払いでキャンセル防止

一部前払いでキャンセル防止

東京スカイツリー内の展望レストラン「SkyRestaurant634」。米Squareの請求書メール送信サービスを使い、予約客に料金の一部を前払いしてもらい、お客が当日無断で現れないケースを防ぐ

NETT:店に電話がつながらず 当日まで連絡を忘れる

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